退職後の楽しみ

66歳奮闘記

66歳 アマチュア無線に挑戦 ⑤

前回④では、

【どのように勉強したのか 電波法規など編】をお話ししましたが、

今回⑤では

【いよいよ国家試験に挑戦】

をテーマにお話しします。

 

5月半ばになり、そろそろ3アマ国家試験受験を視野に入れないと。

というのは、2週間以降しか受験申し込みが出来ないからだ。

7月に入れば、学生もたくさん受験するだろう。

そんなところに、爺さんが入っていくのは気が引ける。

だから、6月初旬に受験できるよう申し込みをしよう。

申し込みはネットで、受験料はカード支払いが出来る。

 

cbt-s.com

 

6月6日、11:00の枠に空きがある。

まだ2週間ほどあるから、過去問で練習することは出来る。

とにかく一度、当たって砕けろ、か。

ダメなら、また考えよう。

 

3アマは、1問5点で無線工学14問、電波法規16問、

計150点満点のCBT方式。

70分で行われるとのこと。

CBT方式とは、コンピュータに設問と4つの選択肢が出て、

受験者は正答と思うものをマウスでクリックする方式だ。

合格ラインは、正式には発表されていないが

無線工学9問、電波法規11問、それぞれ正解することらしい。

つまり、無線工学45点、電波法規55点を取らなければならない。

たとえ無線工学が全問正解であったとしても、

電波法規を6問間違えれば不合格になる。

逆に言えば、それぞれ5問ずつは間違ってもよいことになる。

ここまで来たら、ポジティブに考えよう。

 

6月6日、試験当日。

定刻20分前に会場に着く。

一人、20歳代らしい若者が受付と説明を受けている。

受験票はないが、受験申し込み完了のメールは受け取った。

この完了メールに記載されている受付番号は、

試験結果のダウンロードに必要となるので注意!

私の受付の順番になり、説明を受けた後、

A4の白紙(計算用紙)とボールペン2本を受け取る。

もっと計算用紙がいるかと尋ねられたが、十分だと応え、

試験会場の部屋に入る。

ノートPCが4台設置されており、受験者は4人だとわかる。

部屋の前方には、リモート式の監視カメラが置かれている。

他にもカメラがあったかもしれないが、監督者はいない。

先ほどの若者が一人いるだけで、他の者はまだ来ていない。

後ほど2名が来るが、やはり20歳代らしき若者だった。

 

指定された座席に座り、CBT方式の練習問題を行う。

準備が出来れば、試験を開始してもよいと言われていたので、

いよいよスタート。

スタートをクリックしてから、70分が自動計測される。

電波法規と無線工学の問題、30問が続けて出てくる。

自信のない問題や、これまでやったことのない問題は、

その番号を計算用紙に書き留めておく。

一通り解答したところで書き留めた番号を見てみると、

電波法規で2問、無線工学で7問もあるではないか!

再度、1番から見直し、チェックした問題をよく考えた。

理論や理屈、類似の過去問を思い出し、

数問、別の答えに変更した。

 

30分ほどが経過し、他の受験者はまだ取り組んでいるが、

これ以上考えても迷うだけだと思い、終了することにした。

終了をクリックすると、速報値が出る仕組みになっており、

【あなたの速報値は135点】

と表示された。

「う?3問間違ったか。でも、合格したんじゃない?」

法規であろうと工学であろうと、最大3問しか間違っていない。

これは、合格だろう!

 

1週間後の6月13日。

予想通り、合格の通知がメールで届いた。

 


たった1ヶ月の勉強で、よく受かった。

3アマ合格まで来たので、これでブログも終了!

の予定だったが、

実は訳がわからず、まだまだ至難の連続となる。

したがって、もう少しブログは続くことになる。

 

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