66歳 アマチュア無線に挑戦 ④
前回③では、テキストによる勉強を始め、
【どのように勉強したのか 無線工学編】についてお話ししましたが、
今回④では
【どのように勉強したのか 電波法規など編】
をテーマにお話しします。
電波法規。
当然ながら、法律だから理論はない。
あえて理論(理屈)を探すなら、
公平性を保ち、人の迷惑にならないように
が根底になっているはず。
これを意識して、ただひたすら覚えていくだけだ。
無線工学と同じく、テキストでは8項目に分けられているから
一日の勉強としては、
1 モールス符号
2 無線工学
3 電波法規
これをワンセットにして進めていけば、
8日程度で一通り目を通すことが出来る計算になる。
そして、どのような出題なのかを知り、
勉強したことの定着を図るために、過去問にトライする。
さらに、過去問をやって間違えたところを復習する。
この勉強方法で、やって行けそうだ。
その要となる過去問だが、これもネットでお世話になる。
アマチュア無線技士3級問題集 | Software Taprix
この2つには、大変お世話になった。
ただし、テキストには載っていない古い問題があったり、
示された正解に疑問が残ったりする場合もあった。
そのようなときはどうするのか?
選択肢を除いた設問部分をコピーして、そのまま検索する。
9割以上の確率で、誰かが質問をしている。
そして、質問の回答者は非常に丁寧に、
無線工学であれば考え方や公式まで使って説明してくれている。
本当にありがたい。(eラーニング必要?)
さて、電波法規だが、これは繰り返し覚える必要がある。
ちょっとした言葉の違いを突いてきて、四択の中に紛れている。
「無線通信」と「通信技術」
「無線設備」と「無線局」
「送信設備」と「送信装置」
「免許証」と「免許状」 などなど。
さらに、設問をしっかり読まないと間違える罠も仕掛けられている。
「次のうち、間違っているのはどれか」などは典型的な例だ。
設問を読み、「あ、出た」と喜び勇んで知っているものを選んだら
「適さないのはどれか」という設問だった、などという具合。
本当に、自動車免許の道交法試験を思い出す。
加えて、電波法規の試験にモールス符号が入っているが、
すなわち、Q符号や略符号の意味を覚えるだけでなく、
それらをモールス符号で表現する問題も設定されているのだ。
Q符号も略符号も思いっきりたくさんある。
まずは、テキストや試験に出ると言われるものだけ覚えよう。
こうして勉強した電波法規。
早く国家試験を受けないと忘れてしまう!
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