66歳 アマチュア無線に挑戦 ①
(序章)では、66歳という高齢者の私が、
【なぜマチュア無線を始めようと思ったか】
をお話ししましたが、今回①では
【決めた!これに挑戦】
をテーマにお話しします。
アマチュア無線を始めようと一念発起したのはよいが、
まずはどうすれば始められるかを調べなければならない。
確か、私が中高校生だったときの友人は、
電話級とか電信級とかいう資格を持っていたと思う。
大学でお世話になった先生は、1級を持っていると言っておられた。
とにかく、免許が必要なことはなんとなくわかっている。
では、どのような免許が必要で、どうすれば取れるのか?
調べてみると、無線資格に関しては総務省が所管しているらしい。
日本無線協会のHPによれば、20種以上の無線に係る資格があり、
アマチュア無線は第1級から第4級までの4種があるとのこと。
どうやら電話級と電信級は、第4級と第3級になったらしい。
アマチュア無線第1級から第4級以外は、
業務で無線を使うときに必要な資格のようだ。
ということは、アマチュア無線は業務では使えないということになる。
そして、アマチュア無線を始めるためには、
最初にアマチュア無線従事者免許を取得する必要がある。
その後、アマチュア無線局免許を取得して通信が出来るとのこと。
従事者免許だけでは、個人で電波を出すことは出来ないと思われる。
無線クラブに入れば、従事者免許で電波を出すことができるのでは?
いずれにしても、個人で電波を出すためには局免許が必要だ。
その局免許を申請するためには、従事者免許が必要となる。
第1、2、3,4級の従事者免許を取得するためには、
1 国家試験に合格する
2 アまたはイの養成課程を修了する
ア 講習会による養成課程
イ インターネットを使ったeラーニングによる養成課程
という3通りがある。(第1級は国家試験のみ)
3通りの違いは、大きくは費用と時間の違い。
国家試験は、第3、4級であれば5,000円台の費用と無限の時間。
講習会による養成課程は、第4級は20,000円台の費用と指定日2日。
第3級は、第4級有資格を条件に10,000円台の費用と指定日1日。
eラーニングは、第3、4級であれば20,000円台の費用と90日以内。
(取得が一番難しい第1級と第2級は省略)
それでは、第1、2、3,4級の従事者免許は何が違うのか?
級の数字が小さくなれば、使えるパワーと幅が広がるということか。
当然、自由度の広い第1級アマチュア無線従事者免許が一番難しい。
合格率は、第1級約30%、第2級約50%、第3、4級約80%。
難しい第1、2級は無いな。
慌てて資格を取る必要は無いので、講習会は無い。
国家試験とeラーニングの二者択一。費用で国家試験の勝ち。
国家試験がダメだったら、eラーニングを申し込めばよい。
では、第3級か第4級か?
第3級は第4級に比べて、パワーと幅が広がる。
その替わり、モールス符号が試験範囲に入るらしい。
モールス符号を使ったモールス信号。ボケ防止になるかな?
友人が言っていた難関のモールス信号の実技試験はなくなったらしい。
モールス符号の認知に係る問題が法規に組まれているらしいが、
「聞き取る」、「送信する」という実技より、難易度が下がったようだ。
よし、第3級従事者免許を国家試験で取るぞ!
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